ありがとさん日記

私の電脳海馬

ミュシャ展行ってきた!

今日はちょっと遠出してミュシャ展に。

ここの美術館中学生無料だった。神。

美しすぎて鳥肌が止まらなかった。空調のせいかもしれないけど。

見ていて気づいたのは、上手い絵は引き算されているってこと。見て欲しいところはピントを合わせて、他のスペースは画素数を荒くする。情報をへらす。

他にも、実寸大だからこそ気づく細かい描写がたくさんあって勉強になった。

館内の構造がよくわからなくて、子連れのママ友三人衆の後ろにくっついて回った。幼稚園児が小さいキッズ携帯で写真を撮ってて、「私もデジカメでよくやったなあ」って思い出した。その場の空気にあてられて写真撮るけど、いらなくなるのよ。画質荒いしネットで見れるし。

全部見終わったあとは頭がのぼせて立ち上がれなかった。過集中の弊害。美術館にソファがあるのはそのためなのな。

ミュシャの描く女性はほんとうに美しい。息衝く表情に惚れ惚れしちゃう。あとミュシャの素敵なところはそのモットー!“芸術のための芸術ではなく大衆向けのアートを”みたいな精神だからすごく親和性が高い。日常に溶け込む。

ミュシャはポスター描きまくってたから一般人でも買えて最高だよね。芸術品ってレプリカでもない限りいい値段するし。その点ポスターは刷ること前提でそれが是とされてるから最高。

ポストカード4枚とコンパクトミラーを買いました。3000円の画集に手を伸ばさなかっただけ偉い。