最近、文を書くのが億劫になってしまった。自分の非力さを可視化しているようで、怖くなってしまった。
誰か文才を分けてほしい。
私はラランドという男女コンビ芸人が好きなのだけれど、その片割れのニシダさんが小説を書いている。私が書き出したのもニシダさんが案件か何かでカクヨムを紹介していて、同じ空気を吸ってみたく片足を突っ込んだ。
ある時、ニシダさんがうんこちゃんねるで、「難しい言葉は使わないようにしている」と発言していた。
私がラランドを見始めたきっかけのYouTuberの藤原七瀬(ナナオは立派なユーチューバー)さんも「大学時代難しい言葉にハマってそれを小説に取り入れていたら角川さんに添削された」っぽいことを言っていた。
2年前、うつ病ピークで辛い気持ちを日記に吐き出してやり過ごしていた。「いつか使えるかな」とその日思いついた文章を書き溜めていた。
読み返して気づいた。小難しい熟語ばっかりやん、と。ニシダさん曰く“どんな文章もそれっぽくなっちゃうから使わない”らしい。
試しに難しい言葉を分解して口語にしてみた。
何もおおそれた事書いてない!!!
駄文ってこう言うことか!!
ただ黒歴史生産してただけやんけ!!!! と。
みんな国語得意すぎない??はてなブログ始めてから打ちのめされることばっかりなんだけど。どうすればいいのかなあ。文才ってどこから言うんだろう。
文化人として生きていきたいなあ。
そういうデジタルデトックスみたいな世界で文化人気取って生きていきたいなあ。
朝起きて昨夜の原稿チェックして、〆切まだですかなんて催促されて。気分転換にほっつき歩いて、登下校中のJKみて はー青春ってええなあみたいにため息ついて。落書きです☆なんてツイートとともに10時間かけたイラストを投稿したい。半分ニートみたいな生活をしながらそれを許され憧憬される存在になりたい。
ああアホらしい。とっとと勉強しなって話だよね。
最近不安が止まらない。以前よりぐっと回復しているしもう寛解したもんだと思っていたけど。何事も一朝一夕ではいかないよね。
あ、そういや最近村田沙耶香さんにハマってるんだ。「コンビニ人間」とかの作家さん。
今のところ読んだのは
- 殺人出産
- しろいろの街の、その骨の体温の
- 消滅世界
この三冊なんだけど、村田沙耶香さんって、無機質で清潔な世界に閉じ込められる無力感を出すのがすごく上手い。SFチックな作品も多いんだけど、透明感があるんだよね。
作品の空気感ってどう演出すればいいんだろう。
こんなことにこだわってるからいつまでも小学生の作文しか書けないのかね。
↑(こいつの名前はシュレディンガー。技術の授業で育てたほうれん草。水をあげてないので生きてるのか死んでるのかわからずシュレディンガーと名付けたよ。)
みなさん、ここから私が大賞とか取っちゃったらどうする?こんな穀潰しの駄文製造機が作家になれたら。したら今のフォロワーさんたちは古参を名乗れるわけだ。
たらればの話が1番おもろくない?
もし雨岸かわずが作家になれたら。きっと今までのネガティヴポイントも正当化できる気がする。生きてきた14年間に意味ができる気がする。
とりあえず勉強だな。
高校に入れないと創作に当てる時間もないのだから。
まずは数学12点をどうにかしないと。国語ばっかやってても足引っ張るのは理系なんだから。