恋愛ってなんだろう。
まだ歯も抜けないころ。ざらっざらで甘ったるい砂糖菓子だと思ってた。
でも実際、柿みたいに甘いものもあれば渋柿もある、ロシアンルーレットだった。。
甘いときはもっともっと。渋かれば後味に不快感を纏わせて。
でも食べるまではわからない。そこがいい。
まあ私 柿嫌いなんですけどね。
軽くポエムってきたところで本題に行きましょう。
私、同性の女の子が好きなんです。同じ塾の、頭が良くてえくぼが可愛い子。2年間も片思いを煮詰めて、密かに焦がれているんです。
絶世の美女ってわけじゃないんですけど、魔性の女ってあの子みたいな人を言うんじゃないかって。
とにかく大好きなんです。
そんな中、同じクラスの男の子が、私のことを好きらしいだなんて噂が流れているんです。根も葉もない噂話なんですけどね。
そこで一度考えて見たんです。
この先私は恋愛をする機会があったとして、好きなあの子以外に関心を向けられるのか。
確実に叶わないとわかっていて、どうにもならないんです。
贅沢な悩みですよ。ケツの青い青二才にしかできないような、しょーもない話です。
皆さんにとって恋愛ってなんですか。
私の読んだ本にはコーヒーだと喩えている人もいたんです。アイスでガッツリコーヒーの味を楽しむ人もいれば、砂糖を入れてあまあまにする人もいる。大人になりたくって、コーヒーを頼むけどミルクを入れて大人になった気の人もいる。そんな本だったんですけど。
私にとっては柿です。